安部公房の「他人の顔」っていう小説がありましたね。
映画化もされて大きな話題となったようです、
当時のRyan少年は小説は読んでないし、映画も見てないけど、
その異様な題名とポスターからなにか妙なエロスを妄想してたものです。
たぶん透明人間とイメージがだぶったんでしょうね。
さて、こっちは「他人の絵」です。
つまりRyanが撮った絵じゃないのを丸々初めて載せてみます。
先週のサマーフェスタをいっしょに見に行ったヒロさんの作です。
なんとヒロさんは写真を撮っただけじゃなくて、この植物の育ての親です。
人間だから生みの親にはなれませんね。
でもヒロさんはこれを人工交配で創りだすんだからやっぱり生みの親です。
アダムとイブの世界、「天地創造」を連想します。
なんかRyanが初めて父親とみた洋画じゃなかったかなあ、
キリンやライオンが船に乗るシーンを記憶してます、イチジクの葉っぱも。
エビネっていうそうです、この子たち。
そういえば植物公園でこの展示会やってたのを見たことあります。
たしかランの仲間ですよね。
会場ではRyanよりちょっとオジサンの方々が(同好の士でしょうね、)
集まってうれしそうに我が子のことのようにエビネ話が弾んでました。
なんでもヒロさんは600だか800だか鉢があって毎日世話してるそうです。
Ryanはもう妄想する気力も湧きません、庭の広さだけ想像つくけど。
彼はきっと植物園に住んでるようなものでしょう。
おっと、前置きが長くなってしまいました。
ここでヒロさんからいただいたメッセージをそのまま載せておきます。
・蘭科の植物で、温帯を中心に自生していますが、今回お送りするエビネは
ほぼ全て人工交配のものです
・花の色は、純黒と純青以外はほぼ全て有ります
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