毎週のように通ってる呉、“日曜日の艦艇一般公開”ですが
ぜひ一度行ってみようと前々から思ってたのがここ、長迫公園でした。
明治23年に設置された海軍軍人の戦没者、殉職者を埋葬する墓地です。
帝国海軍呉鎮守府管轄下の大東亜戦争戦没者約13万余柱の御霊が合祀されている
(呉海軍墓地顕彰保存会ホームページより)
呉で建造された艦船の歴史は大和ミュージアムに詳しく紹介されてますが、
ここはその艦船とともに散った乗組員、関係者を慰霊する場です。
墓地が広いのと慰霊碑の数の多さに圧倒されます。
展望棟から呉の市街地が眺められます。
中央にみえるのが呉海軍墓地顕彰保存会の事務局、管理棟になります。
中は自由に見学できて艦船の写真や文献資料がたくさんありました。
外観のイメージ、造りが呉鎮守府の庁舎そっくりです。
考えてみれば当り前だけど、海戦で敗れれば船も遺骨も遺品も残らない、
命日さえ定かじゃないんですよね、はるか国を離れた場所で。
明治40年、宮島沖で式典に参加中だった英国軍艦から一人の2等水兵が誤って
海中に転落、亡くなるという事故がありました。その墓碑も園内にありました。
来てみてよかったです。
あらためて平和の大切さを実感できました、合掌
機材/α700
AF ZOOM 28-85mm F3.5-4.5
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