起重機船「武蔵」
2012-07-09


時間軸でいうと、前回のキャロルの話題が後なんですが起重機船「武蔵」の
着岸作業をレポートします。
初めてみたけど、けっこうな迫力がありました。

最初は沖合を曳船が曳いてたのでどこに行くのか見てたんですが、
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どうやらRyanが休んでるすぐそばに着くらしくてずっと眺めてました。
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曳船の「栄春」は役割が終わって、作業船の「まつ」と入れ替わります。
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巨人と小人みたいな感じですが、「まつ」の役割は重要です。
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「武蔵」からワイヤーを曳いて岸壁のビット(係船柱)に掛けるのが役目です。
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2本めのワイヤーをもらって、
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岸に持ち帰って繋ぎます。これを繰り返して
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「武蔵」の場合は2基ずつ両サイドで計4本、ワイヤーをビットに掛けます。
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「まつ」の先端に掛かってるのがワイヤーです。
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こんなぶっとい鋼鉄製のワイヤーです、重そうですね。
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ここからすごい迫力、
「武蔵」のウインチがワイヤーをゆっくり巻き始めると海底にあったワイヤーが
水面を切ってピーンと一本の線になります。
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釣りでいうところの糸鳴きですね、ギューン、ギギギギって凄い音が
ワイヤーから聞こえてきます。
4本のワイヤーを微妙に調整しながらゆっくりゆっくり動いていきます。
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この「武蔵」の吊上げ能力は最大3,700トン、世界的にも最大クラスの起重機船で
潜水艦を陸揚げしたり、第2音戸大橋を架けたり呉では超有名な作業船です。

15,000トンの船体を自分で牽引して岸に近づけていきます。
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タラップを岸に着けて完了、いやいや着けるだけでもたいへんな作業です。
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初めてみました、潜水艦の接岸より迫力あります。
仕方ないな、サイズも重量も比較になりませんからね。
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