ウー！グルルル・・・って、起きて寄ってきました。
犬小屋というより動物園にある猛獣のオリですね、こりゃ、
鎖がまた太くて長さが10メートルくらいあります。

“おいで！”　“名前は？”　“遊びたいんね？”　って
Ryanは話しかけてばっかり。そしたら、寝てたのが出てきました。

“どうしたんね、なにが気になるん？”
“お腹が空いとるんね、なんにも持ってないよ”って話しかけても
他所を向いてワンワン吠えてました。ウー！バウバウ！！・・・

なにか他に気になる相手が居たんでしょうね、
ご飯が欲しいのにもらえないとか、散歩に行きたいとか。
こんな近くでも他所を向いて吠えてました。

番犬としては十分に機能してますね、でも尻尾振ってるし。

ファインダーを覗いてたら急にこっちを向きました。
ちょっとドキッとするけど、尻尾を振ってるから大丈夫。
腰を引きながらシャッターきりました。

昨日の観音寺の庭にいた番犬です、大きくてごっついけど人懐っこいです。
抱いたらRyanの胸に顔をうずめてべトベトに濡れた鼻先を押し付けて、
かわいいワン子です。
初対面なのに、相手にしてもらえました。

名前はなんていうんでしょうね、次回ご住職に聞いてみましょう。

Ryanが小さい頃、田舎に猟犬のポインターが居ました、
年に数回しか会わないのに犬が人を覚えることは知ってます。
犬はえらいですよね、子どもだってちゃんと相手にしてくれました。