昨日から始めたαマウント+MDアダプターのテストですが、
今日はα200にMD50mm F1.7を付けて撮ってみました。
たった2日しか使ってないけど、気の付いた点がいくつかあります。
まずはマイナス点から、
1.
レンズにある絞り連動ピンがアダプターの底面に接触して
絞りが動かない(あるいは動きが渋い)レンズがいくつかあります。
荒療治ですが連動ピンをペンチで切って解決、格段に快適になりました。
2.
昨日の記事に手振れ補正が効くと書きましたが、確かにインジケータは
動いてるんですが補正が効いてるかどうかは不確かでした。
考えてみたらアダプターには電気的な接点がまったくありません。
レンズ情報がまったくなくて補正が効くのかどうかは未確認なので
もうちょっと時間をかけて調べようと思ってます。
3.
マイナス点とは云えないけど、絞り込み測光になります。
なつかしい響きですよね、知らない人もいっぱいいるでしょうね。
すごいです! 1960年代の測光方式ですよ、これって。
現在の主流は絞り開放測光とCPUの演算処理による高度な露出決定です。
ま、詳しいことはご自分で研究してみてください。
α200で絞り込み測光すると、ファインダーにある露出のインジケータが
オーバー、アンダーを示してくれます。
これを基準に絞り、またはシャッタースピードを調整してやれば
ほぼ適正になります、露出計は要りませんね。
欠点はファインダーが暗くなるので、ピント合わせが難しくなります。
夕暮れ時なんかどうなるかやってみようと思ってます。
逆に絞り込み測光のメリットは、いつも写すままの絵がファインダーで
見えていることでしょう、ボケ具合とか被写界深度が見えます。
これはけっこう新鮮な感覚です、
プレビューボタンを押したまま撮ってるようなものですから。
とりあえずこのくらいかな、今日までのところは。
とにかく写真を自分で撮ってるという気にさせてくれるカメラに変身です。
50ミリのF1.7というとクラシック一眼レフのオマケレンズです。
買うといっしょに付いてくるって感じ、Ryanは似たようなのばかり
5本も持ってます。年代とか型番が少しずつ違ってますけどね。
ひょっとしたらこのレンズに限らず、アダプターとデジタルで
どのチープレンズも名玉に大化けするかもしれない、って予感がしてます。
今のAFレンズにない味があるような気がするんです。
自分の好きな被写体を撮ってみないと軽々に判断はできないけど
なんか期待させてくれますね、今のカープよりずっと楽しみです。
機材/α200
MD ROKKOR 50mm F1.7
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